覆水ボンに反らず


ヤンキー先生(義家弘介先生)がこんな事を言っていたことを思い出しました。

「私は罪人(つみびと)である。これまで沢山のものに裁かれながら生きてきた。
しかしそれは過ちに対する当然の報いを受けたに過ぎない。
犯してしまった罪は、たとえ裁かれようとも、本当の意味で償うことなど決してできないのだ。
だから私はここにいる。罪深き私でも、自分の全てをかけて恩返しすることくらいなら、きっとできるから……。」


ヤンキー母校に生きる

ヤンキー母校に生きる


ヤンキー先生は、自分が過去に起こした事を真摯に受け止め、ひたむきに今を生きているのです。
過去は変えられません。しかし未来は自分の手で切り開いていく事ができます。
罪を背負いながら生きていく事はそう簡単ではありません。
信頼されないこともあるでしょう。バッシングされることもあるでしょう。
彼女がその中で懸命に生き、私たちに笑顔を振りまいてくれる日が来る事を私は祈っています。


最後に、ヤンキー先生の著書よりもう一箇所引用させていただきます。

「子どもたちが失敗を繰り返すのは当たり前。失敗したら反省するのが当たり前。」