2006年つんく♂ラップ一覧表&個人的2006年つんく♂ラップ大賞
今年もやっちゃいます!イェイ!
まずは今年リリースされたハロプロのCDの中から、
つんく♂ラップが含まれている(ような気がする)曲をリストアップしてみました。
「2006年つんく♂ラップ一覧表」 全9曲
■モーニング娘。 3曲
『HOW DO YOU LIKE JAPAN? 〜日本はどんな感じでっか?〜』
『さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!』
『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』
■安倍なつみ 1曲
『日曜日 What’s Going On?』
■Berryz工房 1曲
『胸さわぎスカーレット』
■℃-ute 2曲
『まっさらブルージーンズ』
『わっきゃない(Z)』
■DEF.DIVAと楽天イーグルス応援隊 1曲
『LET'S GO 楽天イーグルス』
■GAM 1曲
『メロディーズ』
追加や修正があれば、コメントやメールフォームから教えてください。
お気軽にどうぞー。
「2004年つんく♂ラップ一覧表」は30曲、「2005年つんく♂ラップ一覧表」は14曲、
「2006年つんく♂ラップ一覧表」は9曲と毎年激減していることに、
つんく♂ラップファンとしては寂しさを感じます。
ソロアルバム『V3〜青春カバー〜』を作ったり、シャ乱Qを復活させたことにより、
歌うことには満足しちゃっているんでしょうね、きっと。
そんなこんなで「個人的2006年つんく♂ラップ大賞」を選ぼうと思いますが、
まずは、ノミネート作品全てに触れていきたいと思います。
●『HOW DO YOU LIKE JAPAN? 〜日本はどんな感じでっか?〜』(モーニング娘。)
娘。のアルバム「レインボー7」よりノミネート。
曲の出だしの「ほっほっほっほっほっほっほー!」のつんく♂ラップが印象的な一曲。
この曲はつんく♂氏が特にコーラスで歌いすぎです。
「そうはいっつぇもにふぉんですっ!(そうは言っても日本です)」など、
耳を澄ませば彼のボーカルが曲にしみこみまくっていることがよくわかります。
実はこの曲のメインはつんく♂兄さんだったのです。
●『さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!』(モーニング娘。)
こちらも娘。のアルバム「レインボー7」よりノミネート。
イントロから「えっさほいっさ…」とわけのわからない合いの手をかますつんく♂氏。
「ほっ!」などという合いの手は、同じ「ほっ!」でも微妙にそれぞれニュアンスが違っているようです。
「ほっ?」というものもあれば「ほっ!!」というものがあり、
どんだけ、つんく♂ラップの収録に時間をかけたんだよ、とゆいたいです。
無駄に豪華。この一言に尽きます。
つんく♂兄さんの無駄な努力に乾杯。
●『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』(モーニング娘。)
この曲に関しては昔テキストを書いたのでコチラを参照。
付け加えるとしたら「ちまたでうわさのセクシーウエウエーー!」と、
微妙に語尾を伸ばしているあたりが鬱陶しくて素晴らしいスパイスになっていると思います。
●『日曜日 What’s Going On?』(安倍なつみ)
なっちさんのアルバム「2nd〜染みわたる想い〜」からのノミネートです。
つんく♂兄さんとなっちさんの掛け合いが楽しい一曲。
曲の始めのつんく♂掛け声は「最高れす!」と言っているように聴こえてしまうのは、
何かの罠でしょうか?
●『胸さわぎスカーレット』(Berryz工房)
ベリさんの最新シングルからもノミネートです。
イントロの「タッ!アッ!タッ!」というウイスパーボイス。
その直後にイントロの静けさを思いっきりブレイクスルーするような勢いのある「ドゥィドゥィー!」
ちなみに一回目の「ドゥィドゥィー!」と、
二回目の「ドゥィドゥィー!」は違うバージョンなのを聴き逃してはいけません。
この曲の最大の聴き所は2分47秒あたりから始まる間奏であることは間違いないでしょう。
ご丁寧に高音と低音のハーモニーでラップを15秒も奏でております。
間奏のラップが素晴らしすぎるので書き起こしてみました。
「ドゥルツクタカツタッタ トゥルツクトゥルツクタカツタッタツゥーター
ドゥルツクタカツタッタ トゥルツクトゥルツクタカツタタラタラター!」
このラップをマスターすればカラオケでヒーロー間違いなしです。
また、この曲はつんく♂コーラスも豊富なのを忘れてはいけません。
「ふすぃぎと寂しい(不思議と寂しい)」や「をつぉなに なりつぁいやい(今すぐ大人にナリタイヤイ)」
などのつんく♂節もコーラスで炸裂しております。
●『まっさらブルージーンズ』(℃-ute)
℃-uteのデビューアルバム「キューティークイーン Vol.1」よりノミネートです。
イントロの「まっさら まっさら」という合いの手を聴いた時に、
体に電撃が走った事を覚えています。
今まで「まっさら〜」という合いの手があっただろうか?(いや、ない)
世界の音楽における革新的一曲であることは間違いありません。
●『わっきゃない(Z)』(℃-ute)
こちらも℃-uteのデビューアルバム「キューティークイーン Vol.1」よりノミネートです。
この曲は、つんく♂ラップの王道を行く作品ではないかと思われます。
「ままままままー!」という意味不明な合いの手。
わっきゃない(Z)の直後に入る、誰でも入れやすい「(Z)」の合いの手。
マユゲがへの字になりそうな顔をしながら合いの手を入れる「(Ne)」
いきなり「うん」HORA 売店でごっつんこ「わ!」という一連の流れ。
喉を広げて太く歌い上げる「よっしゃ?よっしゃ?よっしゃ?(Z)」はつんく♂ラップの真髄であります。
このようにつんく♂ラップの基本を忠実に取り入れたバランスの取れた一曲だと言えるでしょう。
●『LET'S GO 楽天イーグルス』(DEF.DIVAと楽天イーグルス応援隊)
「プッチベスト7」に収録されている楽天イーグルスの応援歌もノミネートされました。
応援歌には、つんく♂ラップは不必要ですよね?ね?
しかし敢えて無駄に入れちゃう、その精神は評価したいところです。
●『メロディーズ』(GAM)
間奏になぜかつんく♂ラップが含まれています。
「An An Yes Yes…」
こんなことを書くのはどうかと思いますが、
この合いの手はつんく♂氏が男と女の両方を演じているように聴こえてしまいます。
もうこれ以上は言えませんが。
このようなつんく♂合いの手が、聴こうとしていなくとも勝手に耳に入ってくるので、
人によっては邪魔だと感じるかもしれません。
しかしつんく♂ラップラヴァーにとっては心の栄養剤なのです。
GAMのハーモニーとは全く関係ない、見事なまでの不必要さにつんく♂ラップらしさを感じます。
以上、9曲の中から「個人的2006年つんく♂ラップ大賞」を3曲選びました。
どの曲も甲乙つけがたいので(どの曲もそれぞれ違った良さがあるので)順不同です。
「個人的2006年つんく♂ラップ大賞」
●『さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!』
●『胸さわぎスカーレット』
●『わっきゃない(Z)』
審査員が厳選なる審査をしたところ、この3曲に決定しました。
大賞に選ばれたラッパーのつんく♂氏には、なにか素敵なモノを送っておきます。
来年はもっともっとつんく♂ラップが含まれている曲が増えるとイイナ!