飯盒炊さん 〜ドッキドキカレータイム〜


木でできた机と椅子とかまどがある場所へ連れてこられるヲタの群れ。
私は3人が立つスペースから結構近めの場所を指定されたのですが、
かなり後ろの方まで机が置いてあり、全然見えなかった人も多かったと思われます。
後ろの人は運が悪かったとしか言いようがありません。


飯盒炊さんについて説明しておきますと、
私たちは6人くらいの班に勝手に分けられて(バスの座席が近い人)、
班ごとに業務をこなしていきます。
その業務というのが、米・水担当班、サラダ担当班、火おこし担当班の3種。
そして圭ちゃん・あっちゅ・アヤカさんの3人が、カレーそのものの担当、
というわけで昼ごはんを完成させるのは、3人との共同作業となるわけです。
このシステムはよく出来てるなぁ、と感心しきり。


3人が白いワゴン車(なぜか多摩ナンバー)で乗りつけ、
飯盒炊さん場に白地に黒の縦ストライプが入ったエプロン姿で登場すると、会場は大盛り上がり。
圭ちゃんは、緑の襟元が開いた服を着ていたので、鎖骨丸出し。
鎖骨がくっきり見えていたということは、結構やせたということでしょう。
いやはや、あの鎖骨は近年稀に見る素晴らしい鎖骨でした。
生きていてよかった…。


3人のトークは今朝の起床時間などでした。

圭「私たちもよく寝られなかったんだよね。明日誰も来てなかったらどうしようかと思って。今日、2時半に起きたの」
貴&ア「圭ちゃん、早すぎだよー」
貴「私は4時半」
ア「私は5時…。圭ちゃんなんでそんなに早いの?」
圭「人よりメイクに時間がかかるから(笑)」

圭ちゃんの起床時間が早い本当の理由は依然不明。
そんなに早いと「おばちゃん」じゃなくって「おばあちゃん」って呼ばれるよ!


3人のトーク終了後に、ご飯の炊き方などをプロの方がレクチャーしてくださったのですが、
どうしても3人ばかりに目がいってしまって、折角のお話は右から左へと抜けていってしまいました。
だってさ、目の前でいちゃいちゃしてるんだよ?
アヤカさんが飯盒炊さんの煙にまかれてゲホゲホしていると、
「アヤカ、こっちに来た方がいいよ」と圭ちゃんが言いたそうな目で、
手招きしていたりするんだよ?
どうしてこれを見ないでいられようか。いやいられない(反語)


そんな3人のいちゃいちゃっぷりを観察していると、
いつの間にか飯盒炊さんのプロの方のお話が終わっていて、飯盒炊さんがスタート!
それと同時に3人がカレーを混ぜ混ぜしている所まで、がっつきに行くヲタの群れ。
皆さん必死です。
私はそこまで必死ではなかったので、
少し離れた裏側から適当に3人の料理姿(背中)をウォッチング。
裏側から見ている人はほとんどいません。
背中ウォッチング開始約1分後、
アヤカさんがまたしても煙にまかれたようで後ろを向いてゲホゲホし始めました。
咳がおさまった時に、私に気づいたらしく笑顔で手を振ってみると、
カラー軍手をした手で、手を振り返してくれました。
しかも笑顔。さっきまで煙の為に眉間に皺が寄っていそうだったのに。
アイドルって凄い職業だな、と改めて感じたのは言うまでもありません。
もうこのあたりで、アイドルから反応を貰っても「うぉぉぉぉー!レス貰ったぁぁぁぁー!!」と、
思えなくなっている自分がとても悲しい。
なんだか反応を貰ってアタリマエ、みたいな。
かなりの非日常的感覚です。


その後、3人が一人ずつ各かまどの様子を見に来てくれる事に。
一番最初に来たのがあっちゅ。

貴「飯盒の横から泡が出てきたら、もうすぐ出来上がりなんやって」

と、レクチャー。(関西弁はよくわからないので間違っていてもご勘弁を)
他のテーブルに行った際に「あーっちゃん!ヲイ!」とあっちゃんコールで迎えられて、
「ヲイ!」のタイミングで大きくジャンプをするあっちゅ。
伊達にごまコンでロマンス*1かましていたアイドルじゃない、と一人で納得してみたり。


二番目に来てくれたのが圭ちゃん(だったと思う)
喋り方が裕ちゃんと一緒にラジオをした時の声みたいな、
トロトロに溶けそうなくらいの甘い声。
真横から見ていたので、口を開けると顎のお肉がぷにっとしているのがよーくわかりました。
一度はあのぷにぷにゾーンを触ってみたいものです。


三番目に来てくれたのがアヤカさん(だったと思う)

ヲタ  「アヤカちゃ〜ん」
アヤカ 「(笑顔で微笑む)」
スタッフ「もうカレー鍋のそばに戻らないと駄目です!」
アヤカ 「(困惑した顔で)戻らなくちゃいけないの。ごめんね。」
ヲタ  「じゃあそれを英語で。突撃英会話みたいだー」
アヤカ 「I have to go now!」

流石アヤカさん。
何の迷いもなく英語でさらさらーっと。(当たり前だけど)
それはそうと困惑したアヤカさんもまた可愛らしい!
ちょっとちょっかいを出してからかいたくなるような存在である事は間違いなし。


3人のかまど直撃コーナーが終了し、
ご飯を早くよそったテーブルからカレーをかけてもらえる事に。
しかも一人一人に直接かけてもらえるので、時間がとってもかかるわけです。
圭ちゃん早く来ないかなぁ、と指をくわえて待つ事10分以上。(もっとかかったかも)
ついに隣のテーブルまで圭ちゃんがカレーをかけに来ました!
甘えた可愛らしい声で「おまたせぇ〜」と言いながら。
いや、エプロン姿でそんな事を言われたら、困りますって。
全て許してあげたくなるし、何でも言う事を聞きたくなっちゃう。
そんな圭ちゃんの姿を見て、圭ちゃんと結婚できる人は本気で羨ましいなぁと思ったり。
でもお玉を持つ手がなぜか逆手なのが気になりましたが、それもご愛嬌でしょう。
てっきり圭ちゃんがうちのテーブルにも来るだろう、と思いきやどこか遠くのテーブルへ。
私の心の中で「圭ちゃんにカレーをよそってもらえる!」という願望が脆くも崩れ去った瞬間です。
人生、そんなに甘くないんですね。


というわけで、私たちのテーブルにはあっちゅがカレーを盛りに来てくれました。

貴「お待たせしてごめんなさい!」


私「(カレーのお皿を差し出しながら)お願いします。このカレーは中辛ですか?」
貴「結構甘いみたいだよ。辛いもの駄目?」
私「駄目なんですよ。」
貴「私も〜」
ヲタ「意外!」
貴「そんなイメージなんかなー」
ヲタ「…ひょっとして傷ついた?」
貴「あはは。大丈夫」

何とまぁ、こんな会話をあっちゅのすぐ隣でしてしまいました。
そんなすぐ近くだったため高貴な大人の香りがぽわーんと、
カレーの香りをぬって私の鼻まで到達しちゃいました。
同じ香水が欲しい!そのくらい本当に上品でいい香り。
更に、私がその匂いに酔いしれていると、

貴「(私に対して)危ないよ!パンツにカレーかかっちゃうからもう少しそっち側に避けて。…おっと」

とカレーの鍋が少し傾いたので、私がカレー鍋の取っ手を支えた時に、
あっちゅの指と私の指が触れ合っちゃいました!
私とあっちゅの距離はその瞬間0cmに。
やっちゃった…あっちゅの手を触っちまった…とまたしても激しく狼狽。
心臓に悪すぎるハプニングでした。


あっちゅが立ち去った後、やっと共同作業で出来たカレーにありつけました。
甘口でおいしい!隠し味にチョコレートと林檎が入っているせいかな。
それと3人の愛情たっぷりだったせいもあるでしょう。



ここで一旦筆を置かせていただきます。
引っ張る気はさらさらないのですが、思ったよりも長文になりそうなので。
明日以降の更新に続きます。

*1:ヲタ芸の一種