圭ちゃん


中1の秋、初めて「LOVEマシーン」を聴いた。
初めて「モーニング娘。」の世界を聴いた。


好きになった。


でも「モーニング娘。」の「LOVEマシーン」が好きなだけだった。



プッチモニをテレビで見た。
あぁ「モーニング娘。」の3人が歌ってる。


好きになった。


でも「モーニング娘。」の「LOVEマシーン」を歌っている「プッチモニ」の「ちょこっとLOVE」が好きなだけだった。



アルバムが欲しくなった。
初めてCDを自分のお小遣いで買った。
嬉しかった。


「おもいで」を聴いた。
う、うまい……。
誰だ!?この声は?
声に惚れた。


ある日私が「声に惚れた」という人の正体がわかった。


保田圭


娘。の中では後ろから3番目に覚えた人の名前だった。
目立たない存在だった。
でも何かを感じさせるものがあった。
ファンになった。




そして時は数年の年月を経た。
忘れもしない2002年8月1日。
その日から、事実上の夏休みが始まるのでウキウキして起きた。


後藤真希保田圭卒業…


えっ……?う、嘘だ。
こんな日がいつか来るとはわかっていたものの、ショックが大きかった。
朝ごはんが喉を通らなかった。




卒業が発表されてから、いろいろな事を考えながらすごしてきた。
でもやっぱり思うことは


保田圭がスキ


だから、私はついていく。
こんなに長い時間、人を好きになったのは初めて。
飽きさせない魅力的な天使だからかな…。