ヲタについて本気出して考えてみた(かも)

友達A「オタクの中でモームスのオタクが一番キモくない?」
友達B「うんうん、わかるー」


友達の会話をほとんどそのまま文字に起こしてみた。
モーヲタキモイ発言を、私の目の前でやられたよ。
もちろんその会話の直後、私は言ってみた。


「目の前に、そのキモイ呼ばわりされている人がいるんだけどなー。」


その直後、友人の一人は顔がこわばり、もう一人は爆笑し始めた。
人の反応を伺うのは、少し面白い。



さて、この出来事が起こったのは、英会話のディベートの時間のこと。
テーマは何でもいい、と言われたので「日本社会や日本人にオタクがもっと認められるべきか*1」というテーマにしてみた。


まず、友達A,Bは明らかに「モーヲタ」≒「キモイ」という式を頭の中で成り立たせている。
おそらくメディアの影響だろう。
メディアは決して真実とは言えない映像を誇張して放送している事もある。
私は、そのたびに悲しくなったり、かっこいい人もいるよ!と言いたくなる。


そして、日本社会がオタクを嘲笑っているかのようにとれる一文が存在する。

おたく【御宅】


(多く平仮名で書く)
特定の分野・物事にしか感心がなく、その事には異常なほどくわしいが、
社会的な常識には欠ける人。


〜「広辞苑(第五版)」より〜

日本で、かなりの権威を持つと思われる「広辞苑」さえ、
オタクの定義を『社会的常識には欠ける人』としている、という驚くべき現状…。
広辞苑を編纂した人には、オタクがいなかったんだろうか?



確かに、油ギッシュでお腹がたぷたぷしていて暑苦しいヲタもいる。
でも、多くの人はそうでない。
イケメンの人、爽やかな人、綺麗な女性……あまり目立たないかもしれないけれど、そんな人たちもいる。


メディアは、面白がって「いかにも」オタク風な人を取り上げるだけ。
そしてどんどん、一般の人*2は引いていく。
そうすると、更にオタクは特異的で近づきづらいものになってしまうかもしれない。


これじゃあ、よくないよ。
「じゃあ、どうすればいいの?」と言われると、解決策がポンと浮かばない。
まずは、身近なところから。
明日、髪の毛でも切りに行ってくるか。


【参考リンク】脱オタクファッションガイド
http://www.oxiare.net/

*1: 「オタク」≒「キモイ」この構造を変えるべきではないのか?

*2:オタクでない人